養国寺について

宝林山養国寺は慶長七年(1602)、開山祥岩存吉大和尚により麹町半蔵門近くに開創されました。その後、寛永十一年(1634)現在の愛住町へ移転しました。400年以上の歴史を有するお寺です。

墓地には、幕末の外交使節だった竹内下野守保徳(1807―1867)の墓があります。保徳は文久元年(1861)、幕府の勘定奉行兼外国奉行となり、翌年には、幕府の開港延期のための使節として、イギリス・オランダ・ロシアなど六カ国に渡りました。一行は三十八名で、随員には福沢諭吉や福地源一郎などがいました。
また、1955年フランス艦隊のシビル号が函館に入港した際に、函館奉行であった竹内保徳は幕府の許可を得ずに独断で船内の壊血病患者を上陸させ療養を許しました。極めて人道的な行いであり、それにより駐日フランス大使は着任時に函館を訪問するのが慣例となりました。

養国寺について

寺院名

曹洞宗 養国寺

所在地

〒160-0005 東京都新宿区愛住町21

電話番号

03-3353-5884

交通案内

東京メトロ丸の内線「四谷三丁目駅」徒歩3分

都営新宿線「曙橋駅」徒歩3分

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〒160-0005 東京都新宿区愛住町21番